私道に接道をしている不動産を購入する場合にはどのようなリスクがあるのでしょうか。
①私道の管理・維持を私道所有者で行わなければならない。
⇒水道管や下水管に不具合が生じた場合に、自治体に修繕をしてもらうことが出来ず、私道所有者全員の負担で修繕しなければならない場合があります。
②購入不動産を売却する場合に売りにくくなる場合がある。
⇒不動産購入者の中には公道に接道していることにこだわる方がいます。私道に接道している不動産は、公道に接道している不動産に比べて売りづらいと言えます。※私道には私道所有者以外の立ち入りがないというメリットもあります。
③再建築する場合に支障が出る場合がある。
⇒再建築する場合に、私道の通行・掘削承諾が必要になったり、位置指定道路の変更がないことの証明が必要になったりと、公道と比べて手続きが煩雑になる場合があります。