Daily Archives:2015年9月20日

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建売住宅ってどうなの?メリットデメリット

注文住宅と建売住宅、建売住宅を購入しても大丈夫なのか。メリットデメリットをまとめました。基本的に建売住宅は、大量発注した安価な部材と工期を短くすることで人件費を圧縮することによって安価な戸建て住宅を提供しています。したがって一般消費者は安く一戸建てを購入できる一方で様々なデメリットが生じてきます。

①建物の傷みが早い⇒建売住宅は建築後10年経つと、安価な部材で表面だけ整えている為、建物の傷みが激しくなります。20年も経つとボロボロになり建物の価値は全く見込めなくなります。

②メンテナンスに多額の費用がかかる⇒建売住宅は、狭い土地を目一杯活用して建築されている為、例えば外壁塗装をするときなど、足場を設置するのに一般的な住宅より多額の費用がかかることに加えて、3階住宅ともなればより一層の費用が加算されることになります。

③資産価値の減少が著しい⇒建売住宅は、土地の面積をできるだけ小さくして建物をできるだけ安く建てることで購入総額を抑えています。建物の価値は年々減価償却し減少していき、20年も経つと土地の価格ぐらいしか残らなくなります。しかしながら土地の面積は小さいため、その不動産価値は全く少ないものとなってしまいます。