大木建設が施工し、一建設が販売した「アイディーコート本厚木五番館」。このマンションに設けられているはずの『耐震スリット』の大部分が欠落していて訴訟問題になっているという。スリット欠落によって壁や柱にひび割れが起きていたり、外壁の防水不良など施工に複数の不備があるという。アイディーコートシリーズは関東を中心に計93棟、一建設は飯田グループの建売業者で割安な戸建て住宅を供給している。この事件によって、アイディーコートシリーズのマンション価値の下落、一建設販売の戸建て住宅の価値の下落が起きると思います。