仕事の都合でどうしても契約日と決済日に出席できない。そんなときでも仕事を優先する方法があります。
【契約】
①持ち回り契約
・売主⇒手付金の領収証を不動産会社に預けて預かり証を受領し、契約書類一式に予め署名捺印することで、当日の欠席が可能です。
・買主⇒手付金を不動産会社に預けて預かり証を受領し、契約書類一式に予め署名捺印することで、当日の欠席が可能です。
②代理契約
⇒売主・買主双方とも配偶者や身内に委任状(実印)と印鑑証明書を交付することで当日の欠席が可能です。委任者だけではなく
受任者の印鑑証明書を必要とする場合もあります。
【決済】
①事前面談
・売主⇒司法書士に決済日前に権利証・印鑑証明書・本人確認書類(写し)を提出し、住宅ローンがある場合には代理受領の手続きをしておくことで当日の欠席が可能です。
・買主⇒金消契約をする時に事前に引出伝票・振込伝票を記入しておき、司法書士と事前面談して委任状に署名捺印し、当日は配偶者が出席することで欠席が可能です。