不動産購入費用、資金計算

不動産を購入する場合の費用についてまとめました。資金計算をする際の参考にしてください。

1.契約印紙:売買契約書に貼付する印紙代がかかります。

 1,000万円未満→5,000円、5,000万円未満→10,000円、5,000万円以上→30,000円

2.仲介手数料:〈売買代金×3%+60,000円)×消費税※3,000万円→1,036,800円、5,000万円→1,684,800円

3.銀行事務手数料:住宅ローン手続きを行う際に、銀行へ支払う費用。30,000円+消費税

4.ローン保証料:ローン保証会社へ支払う保証料。

 ・現金で払う場合、ローン年数とローン金額によって変動する。※35年、3,000万円の場合、20,620円(35年)×30(3,000万円)=18,600円

 ・金利で支払う場合、ローン残高に応じて年0.2%の支払いを上乗せ。※3,000万円の場合、年間6万円の支払い。

5.契約印紙:金銭消費貸借契約書を締結する際に貼付する印紙。本体の分で20,000円、金利の分で200円。

6.登記費用:所有権移転登記と抵当権設定登記をする場合に支払う司法書士への費用。物件評価による登録免許税と司法書士への報酬が10~12万円。

7.清算金:固定資産税や管理費等を引渡日前日までの分を売主、引渡日以降の分を買主の負担として日割りで清算するので清算金を売主に支払います。

8.火災保険:一般的には10年分で10万円程度の火災保険に加入します。※地震保険なし。

9.不動産取得税:一般的に戸建てであれば築20年以上、マンションであれば築25年以上すると減税措置が少なくなる為、耐震基準適合証明書を取得できなければ不動産取得税がかかってきます。金額は不動産の評価で異なります。

10.耐震基準適合証明書:上記築年数が経過した不動産でも、建築士が発行する耐震基準適合証明書が取得できれば不動産取得税・登録免許税の減税措置、住宅ローン減税が受けられます。10万円前後。

11.フラット35適合証明書:フラット35を利用する場合には、対象不動産がフラット35の技術的基準に合致している必要がありますが、その証明書が必要となります。10万円前後。

 
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