住宅ローンの支払いが厳しい場合の対策についてまとめました。相談する相手を順番にしましたので、参考にしてください。
1.フィナンシャルプランナー
まずは、生活を見直しましょう。
①収入を増やす
・副業
・配偶者のバイト
②支出を減らす
2.銀行
住宅ローンの支払を一時的に猶予してもらうリスケジュールができないか確認しましょう。
3.弁護士、司法書士
増えてしまった借金を圧縮する方法があります。自宅を手放す必要があり、借金が免責となる破産のほかに、住宅ローン以外の借金を5分の1にし住宅ローンはそのまま支払っていける民事再生という方法があります。
4.不動産会社
やむを得ず自宅の売却が避けられない場合は、なるべく住宅ローンが残らないように高く売りましょう。それも難しい場合は、売却金額が多少低くなってしまったとしても、なるべく自分の手元にお金が残るような売却方法を相談しましょう。
【事前策】
自宅を手放さなければならないが、自宅の売却価格より住宅ローンの残りが多くて売却もできない。そんな事態を防ぐためには下記事項に注意しましょう。
・新築を買わない:新築は買って直ぐに500万円くらい値下がりします。
・頭金を入れる:購入時に頭金を1割くらい入れているともし売却となっても残債割れにならずに済みます。
・低い金利で借りる:高い金利で住宅を購入すると無理が生じます。