熊本地震では新耐震基準の住宅も倒壊しましたが、下記のような事情が原因です
【倒壊原因】
・外壁材やベランダなど建築物全体の重量オーバー
・1階と2階の壁の位置がほとんど一致していない
・筋交いに木の節がありそこが破損してしまった
・柱や筋交いを固定する金物の付け忘れ※施工ミス
・地盤が軟弱※軟弱地盤と指定された区域では壁量を5割増する必要がある。
一般的な木造2階建て住宅の場合、耐力壁の量と配置バランスなどが定められていますが、それは標準的な住宅に対する最低限の規定に過ぎず、他にも耐震性に影響する要素があり、それについては設計する建築士がしっかり対応する必要があるとのことです。