通常、不動産を売却して残代金を受領すると同時に、売却不動産を引き渡さなければなりません。しかしながら、住宅ローンが払えない場合や住み替えで新居の完成に時間がかかるが仮住まいはしたくない等の理由で売却後の不動産に住み続けたいという事情を持っている方もいます。そのような場合に不動産を売却してもそのまま住み続ける方法がございます。
一つはリースバックという方法です。売却金額は多少安くなってしまいますが、不動産売却後も新所有者との間に賃貸借契約を締結してそのまま住み続けます。
一つは、建物一時使用貸借です。不動産売却金額を新居の工事費用に充てないといけないが、新居の完成にある程度の時間がかかってしまうのでそれまで引渡しの猶予を受けたいような場合、継続した賃貸借契約とまではいかないが、1週間の引渡遅延では短いというような場合、ある程度の期間を区切って不動産の使用貸借契約(定期建物賃貸借)を締結致します。
一つは引渡し遅延という方法です。買い替えで売却決済と購入決済を同時にしなければならないが、引越しに1週間の猶予が欲しい場合に、引渡し猶予をもらう方法です。